ご挨拶
GEヘルスケアは創始者トーマス・アルバ・エジソンが興したGEの技術と精神を源流に、130年以上にわたり患者さんをより良い医療へつなげることを使命として、医療現場とともに歩んできました。
GEヘルスケア・ジャパンは1982年に設立され、日本に製造工場と研究開発拠点を構えるGEヘルスケアの中核拠点の一つとして、医療画像診断、超音波診断装置、麻酔器、患者モニタリング、造影・診断薬、デジタルソリューション、そしてメンテナンスサービスを提供し、幅広い領域で医療の意思決定と臨床・運用の現場を支えています。
私は1988年に当社に入社して以来、医療現場の最前線で医療従事者の皆様の課題に寄り添いながら、確かな技術と信頼性の高いソリューションをお届けすることに注力してまいりました。
これまでの経験を通じて一貫して感じているのは、患者さんの臨床価値は「装置」だけでは完結しないということです。導入、運用、保守、教育、データ活用――それらすべての接点でお客様と伴走して初めて、医療の質と効率は前進します。
日本の医療を取り巻く環境には、医療従事者の不足と負荷、地域差、医療財政、デジタル化への移行など複雑な課題が絡み合っています。
GEヘルスケアのパーパスである「ヘルスケアの無限の可能性を追求し、より良い社会を実現する – Create a world where healthcare has no limits」を目指すために、私たちが果たすべき役割は明確です。
複雑な課題を正面から捉え、患者さんを中心に医療現場の実情を深く理解し、社内外のパートナーの皆様とともに新しい価値をスピード感をもって実装していくことです。
私が経営において大切にすることは、次の三つです。
第一に、患者さん・お客様を起点とした連携。現場の声を出発点に、製品・サービスの全体最適を追求し、全社が一丸となってお客様へ価値をお届けします。
第二に、人材への投資。優れた製品や仕組みがあっても、成果を生むのは人です。挑戦と学びが循環し、事業成長を通じて人材が育つ組織をつくります。
第三に、インテグリティ。信頼は一朝一夕では築けません。透明性のある判断と、やり抜く実行力で信頼を積み重ねます。
GEヘルスケア・ジャパンは、お客様・取引先の皆様とより一層強いパートナーシップを築き、医療現場の進化を加速し、ヘルスケアの未来を創造してまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長兼CEO
松岡 慎一