Command Center

コマンドセンターは、病院内の多種多様なデータを包括的に解析、分析することで患者フローに関わるオペレーション全体を把握し、最適化するソリューションです。電子カルテなど院内のデータを統合的かつリアルタイムに可視化し、タイムリーな意思決定に必要な情報を関係者で適切に共有することにより、入退院業務の効率化と病床管理の負担軽減および質の向上を支援します。

Command Center

    At a glance

    タイル

    電子カルテ等の既設システムからリアルタイムかつ一元的に情報を抽出し可視化することにより、中央集中型あるいは現場ハドル型の迅速かつ的確な意思決定を促進。

    レポート

    現場の問題抽出や解決策の立案に必要なデータセットと、改善アクションの結果をわかりやすく可視化するDMSオートレポートをコンサルティングを通じて豊富に提供。

    アクティベーションサービス

    病院理念から中長期や単年度目標にブレークダウンし、目標達成のためのバリューチェーンの策定や達成度のトラッキングにより、持続的な成長のためのシナリオを作成。

    カスタマイズサービス

    お客様ごとの目標の達成、課題の解決、プロセスの迅速化・的確化に必要なデータ項目やロジックを特定し、最適なタイルやレポートにカスタマイズ。

    コマンドセンター導入後の具体的な成果

    4.6%
    増加

    淡海医療センター(420床)
    
※2019 vs 2021

    2.5%
    増加

    慶應義塾大学病院(950床)
    
※2022 vs 2023

    5.5%
    増加

    東京科学大学病院(813床)

    ※2023 vs 2024

    4.3%
    増加

    海老名総合病院(479床)
    
※2022 vs 2023 病床利用率

    4.0%
    増加

    座間総合病院(352床)
    
※2022 vs 2023 病床利用率

     

    新入院患者数

     
    海老名総合病院(479床)
    19.9%増加

    ※2022 vs 2023
    座間総合病院(352床)
    14.7%増加
    ※2023 vs 2024
    都立墨東病院(765床)
    7.6%
    増加
    ※2023 vs 2024 1日あたり
    神戸市立医療センタ
    ー中央市民病院(768床)
    10.1 %
    増加

    ※2023 vs 2024
    神戸市立医療センタ
    ー中央市民病院(救急病棟)
    18.0 %
    増加

    ※2023 vs 2024
     

    DPCⅡ期以内退院率

     
    慶應義塾大学病院(950床)
    4.6%増加

    ※2022:66.4% vs 2023:71.0%
    都立墨東病院 (765床)
    70.7%増加

    ※2024 目標70%以上を早期達成
     

    看護師残業時間  

     
    淡海医療センター(420床)
    44%
    削減

    ※2020:2,313h vs 2021:1,278h/月
     

    看護師離職率

     
    海老名総合病院 (479床)
    2%
    削減

    ※2022:17.2% vs 2023:15.2%
     

    入院医業収益  

     
    海老名総合病院(479床)
    15.1% 増加

    ※2022 vs 2023
    海老名総合病院(479床)
    16.4%
    増加
    ※2023 vs 2024
    座間総合病院(352床)
    2.9%増加
    ※2022 vs 2023
    座間総合病院(352床)
    10.4%
    増加
    ※2023 vs 2024
     

    国内の導入実績

     
    稼働準備中を含む
    北海道大学病院
    944床
    手稲渓仁会病院
    670床
    函館中央病院
    527床
    青森県立中央病院
    684床
    星総合病院
    430床
    済生会新潟県央基幹病院
    400床
    つくばセントラル病院
    313床
    慶應義塾大学病院
    950床
    東京科学大学病院
    813床
    都立墨東病院
    765床
    日本医科大学付属病院
    877床
    横浜市立大学附属病院
    674床
    海老名総合病院
    479床
    座間総合病院
    352床
    さがみメディカルパートナーズ
    信州大学医学部附属病院
    717床
    富山西総合病院
    158床
    富山西リハビリテーション病院
    120床
    淡海医療センター
    420床
    淡海ふれあい病院
    199床
    湖南メディカルコンソーシアム
    近江八幡市立総合医療センター
    407床
    国立京都医療センター
    600床
    市立東大阪医療センター
    520床
    大阪市立総合医療センター 
    1,063床
    尼崎中央病院
    309床
    神戸市立医療センター中央市民病院
    768床
    明石医療センター
    392床
    倉敷中央病院
    1172床
    鳥取大学医学部附属病院
    697床
    近森病院
    489床
    友愛医療センター
    388床
    Voice of Customer 導入事例

    国内のコマンドセンター導入事例ご紹介

    京都医療センター、国立病院機構初となるコマンドセンターの導入成果を発表

    医療DXに取り組む京都医療センターは、2025年4月よりコマンドセンターの稼働を開始し、国立病院機構が運営する140の病院の中で、同システムを導入した初の医療機関となりました。京都医療センターは、直面するさまざまな課題に対する継続的な取り組みと、コマンドセンターによってリアルタイムに可視化された情報を活用し、同院の入院患者数や院内迅速対応チーム (Rapid Response Team: RRT) の起動件数など、主要な指標において前年を上回る成果を上げることができました。

    神戸中央市民病院「断らない救急の実現へ」救急病棟患者受入2桁アップ

    医療DXの推進に積極的に取り組む神戸中央市民病院は、コマンドセンターを活用することで、病床運営の効率化を図り、患者中心の質の高い医療を提供し、「断らない救急」を実現しています。
    病棟の空床状況や看護師の繁忙度、患者の重症度などをリアルタイムに確認できるようになり、迅速な意思決定が可能に。
    新入院患者数が大幅に増え、病棟間の情報共有が進み、看護部門のチーム力向上にもつながっています。

    上尾中央医科グループと新たなAIソリューションを開発

    GEヘルスケア・ジャパンは、上尾中央医科グループと、AI技術の活用による医療業務の効率化プロジェクトを、2025年4月より本格化させます。このプロジェクトは、Command Center VA (Virtual Assist) ソリューション・プラットフォームを基に、上尾中央医科グループの事務部門のプロセス全体の革新を目指します。

    信州大学病院 - コマンドセンターによる医師の働き方改革

    信州大学医学部附属病院では、検査枠のキャパシティ不足が課題としてあり、患者さんが必要とされる検査を必要なタイミングで受けられないことがあるなど、改善を促すソリューションを必要とされていました。柔軟かつタイムリーな検査予約枠を作り出し、患者さんが求める質の高い医療の提供と業務効率の向上を両立させるためのシステムとして、GEヘルスケア・ジャパンのコマンドセンターを導入いただきました。

    慶應義塾大学病院にてデータ駆動型病院オペレーションの実現を支援

    同大学病院でのコマンドセンター稼働の成果を基に「アクティベーションサービス」の構築、国内AI開発拠点となる「Command Center VA (Virtual Assist)」デベロップメントセンターの設立を決定。

    函館中央病院のコマンドセンター成果確認

    GEヘルスケア、函館中央病院で稼働を開始した北海道初のコマンドセンターの成果を確認。地域基幹病院において、医療DXソリューションを全面導入し、その成果を実証。今後はさらなる適用拡大を目指す。

    墨東病院にコマンドセンター着手

    GEヘルスケア、都内3例目となるコマンドセンターの構築を東京都立墨東病院にて着手。広域基幹病院としての役割の更なる拡大と付加価値の提供を目指す運営改革を支援。

    県央医療圏の医療ニーズ対応デジタルソリューション

    GEヘルスケア・ジャパン、医師不足が著しい神奈川県県央医療圏の医療ニーズに応えるデジタル・ソリューションを提供。海老名総合病院におけるコマンドセンターの導入を通じて、新規入院患者数の増加、救急応需率の向上、職員の負担軽減など病院運営の効率化を実現。

    日本初のコマンドセンターを草津総合病院に導入

    社会医療法人誠光会 草津総合病院にてコマンドセンターの導入検討を行い、2021年4月1日より稼働が開始しました。多くの医療施設で課題となっている病床稼働管理および入退院フローの最適化をリアルタイムデータの利活用を通じて支援します。

    イベントのお知らせ

    GEヘルスケア・ジャパンの製品やサービスをご紹介するイベント(学会併設展示やセミナー等)をご案内します。

    詳細はこちら

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