enCOREv18

全身撮影は、DXA検査の中でも時間のかかる検査の1つです。DXAVisionは、2つの新しいスキャン方法により、従来の全身撮影よりも低い線量で最大40%高速な全身スキャンを実現しました。¹ DXAVisionには、詳細な部位ごとの測定機能も含まれています。迅速な検査とより詳細な情報を提供するように設計されたオプションソフトです。

効率的かつ直感的なインタフェースにより、正確な位置決めをガイドします。また、ユーザーフレンドリーなナビゲーションオプションにより、ワンクリックでレポートを作成できます。

海綿骨構造指標（TBS）ソフト²
海綿骨構造指標（TBS）ソフトは、DXA AP腰椎スキャンを使用して骨の微細構造を評価し、TBSスコアを提供します。このオプションアプリケーションソフトは、従来のBMD計測通りのオペレーションで、骨の微細構造に関する情報を提供します。業務負担を増やすことなく、被験者の骨の健康に関する付加情報を提供します。

非定型大腿骨骨折（AFF）²ソフト
AFFソフトでは、大腿骨の骨密度測定と同時に、高画質な大腿骨全体の画僧を取得します。AFFの前駆症状である外側皮質の局所的な肥厚である嘴状突起化（Beaking）に対して、視覚的な評価に加え、客観的な測定評価や経時的なトレンド変化の情報を提供します。

従来の全身各部位の骨密度、脂肪量、非脂肪量、骨量の計測機能に加え、アンドロイド部位 （腹部）とガイノイド部位（臀部）の関心量領域が追加されたことにより、肥満症における患者のモニタリングに威力を発揮します。また、最近注目されているサルコペニアの診断に使用される、骨格筋量指数（SMI : skeletal muscle mass index）を四肢の非脂肪量と患者の身長より自動計算し結果を報告します。
簡便かつ低被ばくで計測が行えるため、様々な臨床ニーズに対して情報を提供します。