1. COVID-19患者および発熱患者は院外にあるCT in BOXの前で車内に待機して頂きます。
2. 対応にあたるスタッフは院内でガウン、手袋、フェイスシールド等に着替え、専用の通路を通りBOX内に向かいます。対応するスタッフの人員は放射線技師1名、看護師1名、医師1名の計3名で行います。
3. CT in BOX内に患者を呼び入れ、CT検査および必要に応じ核酸検出 NEAR法を実施します。
4. 医師による判断で入院か自宅療養かを決定します。
入院の場合、CT in BOX内から専用の通路を介して病院内に入り感染病棟へ向かいます。このときに、患者に陰圧マスクを装着することで飛沫等を防護し、院内での感染リスクに対処しています。
空調設備においても既存の施設では対応しづらい換気において、当院のBOX内には診察室およびCT撮影室にそれぞれ換気システムが搭載されているため、空気中に飛散するウイルスに対しても有用です。
院内とBOXを繋ぐ専用通路
陰圧装置を備えたストレッチャー
診察室内に設置された換気システム(左)
また、当院のCT in BOX内のCT装置はDLカメラ搭載のRevolution Maximaであり、自動ポジショニング機能を有しております。この機能により、感染患者との接触時間を大幅に低減することが可能であり、かつポジショニングも迅速に行うことが出来るため、検査に関わる放射線技師ならびに医療スタッフにとっても安全性の高い検査が実施可能となります。