脳動静脈奇形のような複雑な血管走行に際し、Feederと思われる血管上にカーソルを置くと、 Virtual Injection機能により血管走行や連続性を確認でき、更にワンクリックで選択した血管を登録することで、自動的にカラー表示することができます。

事前に選択保存された血管に対し、それぞれを3Dロードマップに活用できます。
複数選択された血管の中から、必要な血管をワンクリックで切り替え表示できます。

術前・術後の3D-DSA撮影により、マスク画像から塞栓物質のみを3D画像化し、術前3D画像にフュージョンすることで、塞栓された血管を詳細に確認可能です。

別記のLiver ASSIST V.I.（オプション）に搭載されるVirtual Injection機能を用いて、それぞれの栄養血管から塞栓されるであろう領域を予測することができますが、Embo ASSISTでは更に容易な画像化が可能です。

更にEmbo ASSISTを用いると、選択した栄養血管から塞栓されるであろう領域を、栄養血管ごとに色分けしてカラー表示することができます。
また3D画像とAxial/Coronal/Sagittal等の各断面画像上でカーソル位置が連動することにより血管の特定が容易になります。

Embo ASSISTを用いてカラー表示された3D VR画像です。一画面表示にすることで微細な血管を容易に観察することができます。