GEヘルスケアが提供するRevolution ACT 導入事例
ー感染症対策としての導入事例の紹介

❝平均50件超/日❞のCT検査を実施しています
Revolution ACT Auto Computed Tomography
医療法人社団晃悠会 ふじみの救急クリニック 放射線科
竹内 昇史 / 吉野 祐希 / 高萩 遼 / 原田 治希 / 増田 健斗


Revolution ACTの導入事例を紹介するページです。装置導入の背景から機器評価まで、臨床画像と併せて紹介しています。

  • 病院紹介

    ふじみの救急クリニックは、「すべては患者さんのために」の理念のもと、24時間365日対応の救急科を併設して以来多くの患者さまを県内外より受け入れてきました。特に新型コロナ感染症が疑われる症例についても発熱外来PCRセンターと専用入院病棟を新設し、しっかりとしたゾーン分けを行い発熱以外の救急科・脳外科の診療も行っています。

装置導入の背景


当クリニックでは新型コロナ感染症が疑われる症例を受け入れるようになり、爆発的にCT検査数が増え1日最大で100件を超える日もありました。当時使用していた国産4列CT装置のX線管交換時期が近づいてきており、年内に最新のGE製64列CT(Revolution Maxima)を現在建設中の新棟で採用することが決まっていましたが、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、前倒しでCTリプレイスを検討、同様の操作性を考えコンパクトな16列CTであるRevolution ACTを導入しました。

装置の評価ポイント


以下に主観的ではありますが、私達が導入して良かったと思う評価ポイントを記します。


  • オペレータと患者のために設計されたOCデザイン 「ワンマンオペレーションにより作業効率が上がった」
    今までのCT装置と違い、検査中に次の操作までの待ち時間が少なく、スキャン終了後にコンソール側でテーブルを下げることができる機能は、技師ひとりで操作することが多い私たちにとって必要不可欠でスループットがたいへん改善されました。
  • 検査数 “平均50件超/日” を実現する2MHU管球 「患者待ち時間を減らし検査数アップに繋がった」
    Revolution ACTは、胸部CT検査が続けて入っても、クーリング待ちで検査を待った経験はほとんどなく、短時間で多くの検査をこなすことができます(胸部ではNI=25, ASiR60を使用)。これはGE社のCT設計上の特長であるショート・ジオメトリと、逐次近似計算を応用したASiRという画像再構成法によるもので、少ない管電流値でも高画質が担保できるのでX線管の負荷が少ないためです。これにより、クーリング無く短時間で多くの患者を続けて検査可能になったと考えます。
  • ショート・ジオメトリとASiRのダブル効果 「画質維持しつつ被ばく量半減 医師にも優しく患者にも優しい」
    前の装置に比べ被ばく線量を約半分に減らしながら(胸部ではNI=25, ASiR60を使用) 、画質は診断可能なレベルを維持して運営できていることに満足しています。
  • コンパクトガントリーによるスタッフの導線改善と作業空間確保 「環境改善と作業効率アップが実現された」
    前の装置に比べて、ガントリーがコンパクトになったので、ストレッチャーが入りやすくなりました。救急車から直接CT室に入る時にも短時間でスムーズな移動ができており、また他の機材なども入りやすくなり、導線の改善と空間の確保が実現できたことでスタッフのストレス軽減、作業効率アップにも繋がりました。

このように多くの検査を、ひとりの技師で、滞りなく実施するための機能を多く備えており、来るべき新型コロナ感染症の第2波、第3波にも十分な余裕をもって対応できると考えています。
次ページに、実際にRevolution ACTで撮影した臨床画像と線量情報を掲載いたします。
また、新棟開設時に稼働予定の最新のAI機能搭載64スライスRevolution Maximaにも期待しています。

臨床画像紹介


当院で撮影しました、実際の症例画像をご紹介いたします。


ケース1:肺野CT検査
新型コロナ感染症を疑う肺野CT検査では、短時間撮影のため、息止め時間が短く患者さまに負担の少ない検査を実施できております。そのおかげでモーションアーチファクトが少ない画像を出力可能で画質も良好であると思います。





ケース2:肺塞栓症
2,3日前より食事摂取不良、高血圧の既往歴あり。発熱(37.7度)で来院、心電図でSTの上昇があり、また息苦しさを訴えたことから、通常の胸部CT検査のあと、造影検査を追加で実施したところ、肺塞栓症の所見が得られた症例です。肺尖部から骨盤までのスキャン範囲は56.5㎝ですが、約20秒で撮影が終わりました。また、患者が腕上げ困難であったために腕を下ろした状態で撮影を行いましたが、ストリークアーチファクトが抑制された画像であり、画質向上のために工夫したアルゴリズムであることを感じました。



最後に


Revolution ACTを導入してから、1検査にかかる時間が短くなり、患者さまの負担軽減はもとより、私たち技師をはじめとしたスタッフの負担も軽減されたことを、実感しています。今後もRevolution ACTの機能をいかんなく発揮させ、「すべては患者さんのために」の理念を実践していきたいと考えています。

導入事例

製品の性能・機能

製品をお探しの方はこちら

お問合せフォーム

JB83535JA