Hello from GE Healthcare
MI営業推進部
三重大学大学院 医学系研究科 博士課程 卒業
学校ではどんなことを勉強しましたか?
専攻は病態解明医学講座で、免疫学、特に体内の免疫反応(アレルギー反応やがん細胞に対する免疫)を勉強し、研究の進め方や論文の読み書き、実験手技など幅広く学びました。基礎医学とはいえ、実際に臨床のDr.とディスカッションしながら研究を進めていました。
学生の時、どんな人になりたいと思っていましたか。
高校の時から何となく「人の命を助ける人になりたい」という漠然とした目標があり、それに沿って生きてきました。博士課程を含めると大学に10年間在籍していたわけですが、どんな形であれ医療や福祉に関わり、何かを成し遂げたいと思ってきました。また、人の事を勇気づけられるような、元気にしてあげられるような人になろうと子どもの頃から思っていて、その思いは今でも続いています。
今までの人生、ハッとした経験、モノの見方が変わった出来事を教えてください。
● 診療放射線技師を目指して勉強をしていましたが、研究に出会い、こういった形で人の命に関わるのも面白いなと思いました。以後、のめりこんだわけです。三重大学では助教というポジションも経験させていただきましたが、「人に何かを伝えるには自分がその事が好きで、且ついかに楽しく伝えるかが大切」という事もここで初めて学びました。● 修士課程在学中、中国に約半年留学をしていたのですが、必ずしも裕福ではない人たちを沢山見かけ、いかに自分たちが恵まれているのかを実感しました。
● 平易な訳の古事記を読み終えたあと、色々なものに感謝する事ができるようになりました。趣味でよく神社に行くのですが、神社に行った時にはお願い事をするのではなく、感謝を述べ、決意するだけになりました。神様はいるかもしれないけど助けてはくれない。ただ見守ってくれているだけであり、行動するのは自分なのだと。そうしないと何も成し遂げられないのだという事を気付かされました。
インターンシップは経験されましたか?
経験していません。入社してから今までのポジションと、仕事内容、経緯を教えてください。
入社してすぐMSS(Modality Sales Specialist)配属です。【仕事内容】
● MI (核医学)装置に関する技術説明、病院へのプレゼンなどを行い、営業と一緒にGE装置をプロモーションする。
● 核医学市場を広める為に各研究会、学会で講演する。
【経緯】
● 入社して約3か月はMarketingの勉強とお手伝い。製品カタログなどの販売ツールを作ったり研究会を企画、運営したりしました。
● その後先輩MSSにOJTしていただき、徐々に自分のエリアを持つようになりました。
●現在、北関東地域(埼玉、栃木、群馬、新潟)と東関東地域(千葉、茨城)、東北地域、北海道を担当しています。
● 同じ仕事をしている人が国内に7人しかいない為、ヘルプでエリア外に行くこともしばしばあります。
なぜ医療業界で働きたいと思いましたか。他に希望した業種はありますか。医療業界にした決め手は?
根本が「人の命の手助けをしたい」というところが昔からあったので、医療関係というところは変わりません。ただ、それが医療現場⇒研究⇒企業と変わっていったわけですが、それは色々見ていくうちに以前の経験を活かして他の所で役に立てないか、という気持ちが強くなったからです。なぜ、GEに入社を決めましたか?
先ず第一条件として「自社で開発、製造を行っている」という所です。なぜならそれは世界を変える力を持っている企業だからです。GEという会社は昔から知っていましたし、常にチャレンジ精神が求められる、必ずしも常に安定したポジションにいられる会社ではないという事も理解していました。だからこそ人生一度きり、せっかくなら大いにチャレンジしてみようとの思いでGEに入社しました。あなた自身、業界、会社が抱えている課題を改善するのに力になってもらいたい人物像は?
① あきらめない人世界は激動の競争社会になりつつあります。その中で勝ち続けることは非常に困難なことかもしれません。これは競合会社に対してという事だけではなく、医療機器市場に対しても、社会全体に対してもです。もっと言ってしまえば病気そのものに対してもです。だからこそ、そういう時代だからこそ何度も失敗しても、何度悔しい思いをしても決してあきらめない人と一緒に仕事がしたいです。あきらめずに戦い続ければ、たとえ自分自身が何かを成しえる事ができなかったとしても、それを見ていた誰かが意思を引き継ぎ、成し遂げてくれることもあると信じています。
② 情熱のある人、自ら発信できる人
最近、「若者の~離れ」、や「草食系」などという言葉がよく使われますがとても残念に思います。GEには何事に対しても我が事として考え、情熱を持って発信し続けている人が沢山います。私もそういった人たちに感化され、また、自分自身もそうありたいと思って働いています。2025年問題やその先の超高齢社会、ひいてはAIに仕事が奪われるかもしれないなど悲観的なニュースが流れていますが、そういった未来に対して指をくわえて見ているだけでなく、本気で「自分たちが世界を変えてやるんだ」という情熱をもっている方にたくさんジョインして頂きたいです。
③ 人、周りと違う事に寛容な人
GEは言わずと知れたGlobal企業です。正にDiversity and Inclusionという言葉の似合う、そんな会社です。様々なback groundを持った様々な考えの人と一緒に働く事になります。そのうえで先ず否定から入ってしまう人だと、なかなか良いものが生まれないと考えています。先ずは違う見方を受け入れ、その中でどうすれば最善の選択になるかを考えられる人と一緒に仕事がしたいです。一見バラバラに見えますが、specialtyの違う多くの人が同じベクトルを向いた瞬間、それほど強いものはないと信じています。
GEで働くことによって「自分」「日本」「世界」のためになることは、それぞれ何ですか?
「自分」多くの出会い、多くのポジションがあり、今までになかった価値観、経験を得る事ができると思っています。一つの事を追求するのも大切ですが、様々なものに触れ、感じ、考えて成長させてくれる絶好の機会だと考えています。
「日本」
前述しましたが、きたる超高齢社会に貢献できると考えています。GEの装置で認知症、悪性腫瘍、その他難病などに対して日本における社会貢献ができると信じています。
「世界」
世界の技術発展に大きく貢献できると考えています。今後AIが世の中で使われ、また、そのための知識も必要とされてくるのは間違いありません。その中でGEは多くの協業会社と手を結び、世界の技術発展に寄与できると考えています。
将来こうなりたい、という自分の将来像は?その将来像に近づくため今、どんなことをしていますか?
人を勇気づけられる、元気にしてあげられる存在になりたいです。自分が引っ張っていく、というよりは一緒に手を繋いで皆で成長していくようなイメージでしょうか。最終的には多くの人を元気づけられる、その人たちのパフォーマンスを最大限に発揮してあげられるようなそんなリーダーになりたいと思っています。そんな将来像に近づくため、普段から多角的に物事を見ています。一点集中でものをみるのではなく、広い視野で「あの人ならどう考えるだろう」という観点で仕事をしています。先ずは否定しないように心がけています。
社内で目標にしている人、又はインスパイアされた人はいますか?それはどんな方でなぜですか。
複数いますが、同じ部署の先輩、自分の上司、他部署のリーダー、以前少しだけ一緒に仕事をさせて頂いただけなのですが、海外でMarketingをしている方です。全ての人に共通する事が● 相談した時に親身になって考えてくれる。自分のことのように考えてくれる。
● 人の意見に対して最初から否定的な事を言わずに、まずは何故その考えに至ったかを考える。
● 具体的に問題の解決策を一緒に探してくれる。または解決してくれそうな人を紹介してくれる。
● 夢を持っている。情熱を持って仕事をしている。活き活きとしている。
でしょうか。
彼らはいつもその背中を見せてくださっていますし、いつか自分自身もそうなりたいと強く思っています。
社外で目標にしている人、又はインスパイアされた人はいますか?それはどんな方でなぜですか。
● 博士課程の時の教授:外国籍でありながら日本の医学部の教授にまで上り詰めた人。並々ならぬ努力と人徳の賜物だと思う。● 地元の先輩(音楽関係):会社で研究員をしながら音響屋、熱帯魚屋を経営し、自分自身もDJ活動を行って全てにおいて成功している。彼の周りには多くの人が自然に集まる。
● 武田信玄:人とは城であり、堀であり、礎である事を説き、自身の威厳や権力よりも民の事を思い、人々から慕われていた(と想像している)。 彼の掲げる風林火山は、今の自分の仕事のお手本になっている。
全ての人に「簡単にあきらめない」、「困難を楽しみ、それに打ち克つ」、「人の事を第一に考えて生きている」などといった共通点があります。
ご家族やご友人に、GEをどのように紹介しますか。(GEってこんなところ)
● The “Diversity and Inclusion”といった印象。色んな価値観を持った人が一緒に仕事していて、すごくエキサイティング。年齢、性別、信仰、ジェンダー、人種・・・仕事をするうえでその全ての違いが互いに認められ、尊重されている。社員それぞれがお互いを成長しあえる会社。● エジソンが作った会社、というのは有名だけど、その後も歴史に名を刻み続けている。
今まではHardware Makerの企業という印象が強かったが、今は社会の課題解決をするエジソンのDNAは受け継いだままHardwareとSoftwareを融合した、ハードウェアを提供するだけではなく、ソリューションをも提供する企業へと変革を続けている。